10月29日にCitrix Security Summitが開催されました。バーチャルイベントとして開催された今回のサミットでは様々は発表があり、今回のブログではCitrix Security Summitで公開されたCitrixのクラウド戦略について、ご説明します。
Citrixは、従業員が生産性を高めるために必要なアプリケーションを安全かつ一貫して提供するためのパートナーとして、長い間信頼されてきました。しかし、従業員とアプリケーションの両方を保護することは容易ではありません。まず、CitrixのCEO、David Henshallによるセキュリティの概要を説明するセッションでは、お客様の組織に最適な方法で従業員とアプリケーションのセキュリティを確保するために、Citrixがどのようにイノベーションを行っているかを紹介しています。
Citrixのセキュリティ戦略:概要
過去10年の間に、企業がセキュリティを確保したいアプリケーションの種類は、データセンターやデスクトップ上で実行されるものから、モバイルアプリケーション、ウェブアプリケーション、SaaSアプリケーション、その他のサードパーティのサービスにまで広がってきました。
新しいワークモデルは機会を生み出し、攻撃の対象となる可能性を高めています。しかし、個々のアプリやデバイスを保護するために設計されたツールの導入と統合は、一貫性のないセキュリティポリシー、コストと複雑さの増大、ユーザーエクスペリエンスの低下をもたらしています。
Citrixは、ワークスペースを保護することでユーザーを保護し、統合されたアクセスセキュリティとアプリ制御を備えた安全なコンテナを提供することで、データの漏洩を防ぎ、エンドポイントの脅威からユーザーを保護します。ユーザーやアプリケーションにおいて、何も信用しないというゼロトラストの理念に基づき、ユーザーがより多くの有効な検証を提示すればするほど、信頼度が高まり、より多くのアクセスを与えることができる環境を実現しています。
これは、一度侵入すればすべてにアクセスが可能なVPNのアプローチとは異なります。ゼロトラストモデルでは、相応なタイミングでそのアプリケーションに適切なアクセスを提供するために、ユーザーやデバイスの信頼性を継続的にリスクベースで分析し、評価することができます。
しかし、ゼロトラストを単独で行うことはできません。そのためには、包括的なパートナーエコシステムが必要です。たとえば、Citrix Ready Workspace Security Programでは、アプリケーションとネットワークセキュリティ、分析と可視性、データとデバイスのセキュリティなど、さまざまな統合の互換性に対応しています。
Secure Workspace Access、Citrix Endpoint Management、Citrix Analytics for Securityと統合されたゼロトラスト原則を用いたパートナーソリューションで、このプログラムを拡大することを発表できることを嬉しく思います。これにより、お客様は既存の投資を活用してゼロトラストの成果を実現しながら、セキュリティベンダーの選択を簡易化することができます。
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The post ワークスペースの安全を確保し、従業員を守る first appeared on Citrix Blogs.